ヨーロッパ列車の旅

萩原朔太郎はその詩の一節にこんな言葉を残しています:

ふらんすへ行きたしと思へども
ふらんすはあまりに遠し

確かに!
萩原朔太郎の時代には、さぞかし遠かったと思う。
現在でさえ、日本からは、エールフランスやJAL、ANAがノンストップ便を飛ばしているとはいえ、夜遅く成田を飛び立ち、早朝にパリに着くというのは実に合理的に思えて、肉体的には(特に、齢を重ねた身には!)実にこたえます。ましてや、日本からフランス隣国、たとえば、モスクワ経由のほか、最近ではアジア、中東経由もさかんに飛んでいますが、そうなるとさらに時間はぐんぐん延びます!

フランスは、確かに遠い!のかもしれません。でも、どうせ遠いのならもっとその道中を楽しんでみてもいいかもしれません!(もちろん、たくさんの観光地をうまく時間をやりくりして駆け足でまわりたい、という人にはお勧めできませんが・・・。)

たとえば、列車でフランス入り!というのも乙かもしれません。
陸続きのヨーロッパならではの旅の仕方です。なかでもこれは極めつけといえるのは、イギリス・ロンドンから「列車」でフランスへ入るルートです。
しかも、ヨーロッパと島国イギリスを結ぶ「ユーロトンネル」を、日本の誇り、新幹線をも上回る、世界最高速度で走る、TGV(Train a Grande Vitesse トランアグランドヴィテス「高速列車」)で一気にくぐりぬけるのです。
鉄道ファンでなくとも、ぜひ、乗車してみた路線ではないかと思います。